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さんすいずのきり
桃山時代の絵師、長谷川等伯の作品の一つに大徳寺三玄院の「山水図襖」があります。
当時の京都画壇は、御用絵師 狩野永徳率いる「狩野派」の独壇場でしたが、等伯は、強いライバル意識を持ち果敢に挑んでいきます。
名声を得たい等伯は、三玄院の住職に作品の制作を持ち掛けますが断られてしまいます。
すると、住職の留守中に勝手に上り込み、「桐の唐紙」の上から絵を描き上げてしまいました。住職は激怒しますが、その絵の素晴らしさに感動し後の世まで大切に使い続けます。