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葡萄唐草は、紀元前9世紀アッシリア(イラク北部)の文様が最も古く
ギリシャ、ヨーロッパへと聖堂の装飾等として伝えられました。
日本でも法隆寺の天蓋や薬師寺本尊の台座に見ることができます。
正倉院に伝わる綾は、デザイン的にも優れており遺存量が豊富なことからも、
需要、生産量共に多かったと想像できます。
シンメトリーのデザインですが、唐紙柄として大きく迫力を出すために
一段ごとに版木を180度回転させる方法を試みました。
壮大な歴史を意識して重厚感が出る様、配色に気を付けて製作しました。
紋様:Y-1141 葡萄唐草大
原紙:青キラ具引き紙
摺色:藍色(下摺)/ 青キラ(上摺)
縁:桧黒艶消(和歌山塗)
引手:3-6 赤銅船型荒底