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ご縁があって、あるお屋敷の襖縁を譲っていただきました。
明治時代の建物は無くなってしまいましたが、今では入手困難な本桑材で型も皿印籠と呼ばれる手の込んだ一品で、
丁寧な手仕事に職人の心意気を感じます。
明治の時代背景を想像しつつ、当時の雰囲気を出せればと古裂柄の雲立涌を目立ちすぎないシャンパンゴールドで
侘(わび)・寂(さび)感を意識して製作しました。
「さび」とは経年変化による劣化で「わび」とはさびの中に美を見出す感性です。
古い木瓜の引手も譲っていただき、時代を合わせました。
古くて良い物は勉強になりますし、当時を空想する楽しみがあります。
紋様:Y-1142 雲立涌
原紙:灰白色紙
摺色:シャンパンゴールド
縁:古材本桑皿印籠
引手:古材銅木瓜透