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あらいそ こうりんおおなみ
唐紙の中でも人気の「荒磯」と「光琳大波」を合わせました。
地模様に荒磯を白胡粉で摺り、上に月明りをイメージして雲母の金キラを摺りました。
光沢有る雲母と、マットな胡粉の対比が面白く見る角度で柄が変化します。
「熟田津(にきたつ)に船乗りせむと月待てば 潮もかないぬ 今は漕ぎ出でな」
万葉集の一句で、日本から朝鮮半島へと出兵し熟田津で旅の疲れを癒しながら月が出るのを待っていると、
潮の流れも良くなった「さぁ 出発だ!」
大事な勝負を目前に、「順風満帆」背中を押してくれる一枚です。
引手は船を漕ぐ「櫂」で、縁は当時の木造船をイメージした木地縁「シオジ材」としました。
紋様:Y-1050 荒磯(地紋)/ Y-1005 光琳大波(上紋)
原紙:白茶色紙
摺色:白胡粉(地紋)/ 淡ゴールドキラ(上紋)
縁:シオジ木地仕上
引手:3-3 宣特櫂形