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うぎり
桐文様は江戸時代より幅広い層の人々に使用され、様々なデザインが生まれました。 兎桐は柄の名から推測すると、兎に見立てた桐文様として生み出されたものでしょう が、どの様な経緯でこの形と成ったのか、由来は定かではありません。 柄名のみで考えると桐は短期間で成長し、兎はその脚力で逞しく飛躍します。 それぞれ近い意味合いを持つ象徴が掛け合わされ、力強い成長の願いが込められてい るのでしょうか。 しかしその強さをシンプルで愛らしく、一見桐にも兎にも見えないような姿に忍ばせていることが、何だか粋に思えます。