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せんけおおぎり
茶道の家元は、禅宗文化の影響でそれぞれの独自性を重んじ、
それぞれの家元が好み紋様の版木を彫らせ、唐紙を製作し茶室に用いてきました。
表千家 残月亭には千家大桐と鱗鶴が使われていますし、裏千家では四季七宝や細渦など
武者小路子千家では、吉祥草、太渦などが用いられます。
引手は茶事の書院でよく使われる玉子型の引手を横使いにしています。
これは千家十職の一家である中川浄益が製作したことから「浄益玉子」と名付けられ、
やがて高価な上品に対して並品を「中益玉子」として販売されました。
紋様:Y-1060 千家大桐
原紙:越前手漉鳥の子色紙
摺色:白キラ
縁:桧半田地呂色黒艶消
引手:16-4 赤銅上益玉子