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「秋の野に 咲きたる花を 指折りかき
数ふれば 七種の花」
秋の七草とは、萩・芒・葛・撫子・女郎花・藤袴・桔梗のことです。
厳しい夏が終わり秋風と虫の声の中ひっそりと咲く秋草はその寂しげな姿ゆえに美しいとされ
「万葉集」や工芸品、日本画のモチーフに多く用いられました。
唐紙柄としては写実的な意匠にし、臨場感を増すため唐紙としては最多の4色摺りに挑戦しました。
原紙も弊社オリジナルの「焼銀箔紋」で木版によるムラや木目の面白味を引き立たせるために腰柄としました。
本銀ではありませんので、縁は加州呂色とし、引手は中秋の名月を連想さす「赤銅十二月」を選びました。
紋様:Y-1173 焼銀箔紋に秋草
原紙:焼銀箔紋紙
摺色:緑胡粉・白胡粉・紫胡粉・古代朱
縁:桧カシュー呂色黒半艶
引手:5-4 赤銅十二月