K氏邸 押し入れ襖
青海と青空をイメージした、「青のグラデーション」にY-1138天平雲を摺らして頂きました。
かっての絵師達は、襖絵を競い合って描いてきました。
四季を楽しむ開放的な日本家屋に、自然界の美しい風景を取り入れるは当然の成り行きかもしれません。
かっての旧家では、夏は建具を葦戸(よしど)に替えたり、季節ごとの風物詩が在りましたが今ではあまり見かけません。
施主様の希望は「季節のイベントを楽しみたい!」との事で、押し入れ襖をリバーシブルに制作しました。
「春はあけぼの」と名付けた、日の出のグラデーションにY-1141正倉院葡萄唐草です。
建て合わせが難しいのですが、施主様には大変喜んで頂けました。
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