襖ができるまで 第七回
からかみのことを皆様に知っていただきたいとの思いから
唐紙とは切り離すことはできない「襖」が出来るまでを紹介しております。
7回目の今回は「縁打ち」です。
七回目となる今回は、縁打ちです。
縁打ちはなまえのとおり、襖の縁を取り付けることです。
写真の様に下地の側面(見込みとよばれるところ)に折れあい釘を打ち、
縦縁に掘られたホゾに折れあい釘を入れ、打ち込みながら縁をはめていきます。(写真①・②)
写真①
写真②
上下の縁は凸のホゾが作ってあるので、縦縁に開けた凹のホゾにかみ合わせ取り付けます。(写真③)
写真③
縦縁と上下の縁を取り付けるこの作業、ピッタリと行くと大変気持ちのいい作業です。
そして!
じゃじゃーん!
襖のできあがり!!
しかし、次回に続きます。
襖は取り付けるまでが、、、取り付けてからが完成です!
もう少しおつきあください!どうぞよろしくお願いします!