障子唐紙をアレンジしてみました その2
こちらは、ショールームの仏間の開きにY-1090桜草唐草を貼ったものです。紙色は紺色で摺り色は銅です。
紺と銅は相性が良く、重厚で豪華なイメージになるようです。
次に障子唐紙を照明器具にアレンジしてみました。元は白い半透明のアクリル板が入っていたのですが、
取り外して透明のアクリル板の上に障子唐紙を載せました。
実はこちらも先ほどの柄と同じ桜草唐草です。
絵の具は薄い弁柄胡粉ですが、明かりを通すと弁柄がきれいに発色します。
暖かくかわいらしいイメージを感じます。
同じ柄ですが、配色が変わると印象ががらりと変わります。
同じ部屋内で同じ柄を発見する楽しみがあり、
客間などでご利用いただくと面白いかもしれません。
これは行燈風の照明です。LEDの上に筒状に丸めた障子唐紙を載せてみました。
柄は最近日本代表ラグビーのユニホームでも使用されている「麻の葉」です。
柔らかで温かい光に美しい伝統文様が響きあい穏やかな空間が広がります。